No.10 金融商品取引法の改正追加案
こんばんわ。
前回の続き…です。
★証拠金取引に登録制導入、証拠金倍率に上限設定
証拠金取引の登録義務付けは金商法の改正で対応するみたいですが
具体的な値は今後の値動きを見た上で決定するということです。
上限を4倍程度に設定するという意味合いがよくわからないですね~。
単純に言えば
100万円の取引をするのに4万円ほどでできたのが
100万円の取引をするのに25万円ほど必要になるというもの。
小資金で運用している人にとっては苦しい規制なのかな。
★投資型ICOに登録制導入、投資家への情報提供、第三者によるチェック
詐欺被害が多いことから発行者の事業・財務状況を投資家に提供し
第三者がチェックできる仕組みを整備するというが今頃??って思いますね。
2017年12月に税率を発表した時くらいには被害が出るかも…と予測できたはず。
プロなのに少し対応が遅すぎるように思いますね。
★風説の流布の禁止
有価証券の価格を変動させる目的で虚偽の情報を流す行為の禁止。
明白に虚偽とは言えなくても合理的な根拠のない情報であれば
罰せられるというもの。
一方、偽の情報を流すにあたって、相場変動を目的としていない場合は
金商法における風説の流布には当たらず、違法性があれば偽計業務妨害罪などで
罰せられることになる。